ホーム > コラム > 【愛犬のにおいを抑えるケア】グルーミングとトリミングで愛犬の臭いの問題を解消!
愛犬の不快な臭いに悩まされていませんか?
日常のグルーミングや適切なトリミングが、犬の臭いの問題を解決する鍵となります。この記事では、犬の臭いを抑える効果的なケア方法を詳しく解説します。
犬の体臭の原因は全身に多くある皮脂腺です。そこから出る皮脂が酸化して雑菌が繁殖することによって【犬特有の臭い】ができます。
皮脂の分泌量が多い犬では、体臭が強かったり皮膚トラブルを起こすこともあります。傷や病気によって皮膚や耳、口等に炎症があるとまた臭います。
犬の口臭の原因には歯周病菌があります。犬のシニア期にはほぼ100%が歯周病になっているそうです。また、内臓の病気から出る臭いというのもあります。
愛犬の臭いの原因が何にあるのかをよく観察し、適切なケアをしてあげることによって愛犬の健康を目指します。
・ブラッシング : ブラッシングは日常でつく汚れなどを取ることで、そこから発生する臭いを除去する効果が期待できます。また、毛玉ができてしまうと、毛玉の中やその下の皮膚で皮脂がうまく剥がれ落ちずに留まり、雑菌が繁殖して臭いや皮膚病の原因となり得ます。そういった面からも、ブラッシングはただ毛を綺麗にするものではなく、におい対策にもなり、皮膚ケアにもなり健康に繋がります。
・耳掃除 : 耳は健康な場合、大して汚れも付かず、自然と外に汚れを排出する仕組みをもっているので臭いも気になりません。逆に耳掃除は【やりすぎ注意】です。
耳の中の皮膚はとても薄く傷つきやすいので、綿棒などで中までガリガリやってしまうと傷が付き、その傷から感染や炎症を引き起こし臭いの原因となってしまうことがあります。
自宅で耳掃除をする際には、テクニックとして柔らかいコットン等を使ってイヤークリーナーで十分しっとりさせたものを耳に当て、目視できる部分だけをなでるように拭き取ってください。
耳の溝に汚れがある場合には綿棒を使うのは構いませんが、目視できる部分のみ、どうしても力が入ってしまいがちなので、十分優しくくるくると拭き取ります。
また、耳毛が生えている子の場合、指でつまんで簡単に抜けるものは抜いても構いませんが、道具を使って全ての毛を抜くことは、おススメしていません。なぜなら、毛を一気にたくさん抜くと刺激で皮膚を傷つけてしまう可能性があるからです。なのでひょっとこでは耳毛は通気性が良くなる程度に処理をいたします。(治療中を除く)
・歯磨き : 犬の歯には唾液がアルカリ性の為、歯垢が歯石に変わりやすい環境にあります。【歯垢(プラーク)】とは、細菌とその生産物の柔らかいか塊のことで、臭いの原因となり、その歯垢を放っておくと固く石灰化し【歯石】となります。【食べカス】は単純な食べものが挟まっている状態のもので、歯垢とは別物です。一旦歯石になってしまうと歯ブラシによるブラッシングでは取れず、麻酔をかけて歯石除去をする必要が出てきます。歯垢や歯石が溜まっている状態は歯周病となり、放置していると細菌がどんどん歯を溶かしていき、行きつくところ顎の骨まで溶かしてしまう恐ろしい病気です。臭いどころの問題ではないのです。なので、いかに歯垢の状態での歯磨きで歯垢を取り除くかが重要となります。
犬の口臭対策にはやっぱり歯磨き習慣をつけることです。歯磨きの方法としては、シートタイプと歯ブラシ、歯磨きペースト、歯磨き液、歯磨きガム等があります。歯ブラシでのブラッシングが一番効果的ですが、愛犬の歯磨きはとても難しいのも分かります。おうちでのケアとしてできるものを選択し、少しでも対策できることが望ましいです。
それが愛犬の健康で長生きするコツにもつながります。仔犬の頃から徐々に慣らしておくことが理想的です。
・プロのトリミング : たまにはご家族が家でシャンプーをすることもあるかと思います。その際に適切なシャンプー選びや適切な洗浄、適切なブラッシングができているでしょうか。
洗っているのに皮膚がべた付く、フケが出る、乾かない、すぐ臭う等、ちゃんと皮膚ケアができていない可能性があります。ブラッシングによってしっかり皮膚を乾かせないと皮膚が湿った状態になり、臭いの原因となったり、皮膚病の原因となってしまう場合もあります。また、適切な方法が分からないと時間と体力を使い、愛犬にも負担をかけてしまう場合があります。
そうならない為にプロにお任せすることをおススメいたします。そして毛が伸びてくると汚れが毛に付きやすくなり、臭いの原因に。
定期的なトリミングで汚れが付きにくいスタイルにすることによって、皮膚と被毛を健康に保ち、皮膚異常の早期発見に役立ちます。
・適切なシャンプー : 愛犬の皮膚の状態は【普通肌】【脂性】【乾燥肌】【混合肌】【敏感肌】のどれに当てはまりますか。それぞれの皮膚の状態によって、選ぶべきシャンプーが違います。
通常【普通肌】の子であれば犬の皮膚バリア機能が正常に働いているので、どんなシャンプーを使っても問題ありません。その他の皮膚の状態の子には適切なシャンプー剤を選んであげないと皮膚にとって逆効果になってしまう場合もあります。また、洗うまでは良くても【すすぎ】をしっかり行うことが重要で、シャンプーやリンスカス残りが皮膚トラブルや臭いの原因になる場合があります。
ひょっとこでは、その子の体調や皮膚や被毛の状態を観察し、適切なシャンプー、適切な道具を選び対応します。
【食事】は生き物すべてにおいてとても重要なものです。そしてその食事内容について考えることによって、体臭対策や健康管理にもつながります。
腸内環境が体を作っているといっても過言ではないとひょっとこでは考えています。脂っぽいものを多く食ベる子は体臭も強くなりやすく、体に合わないものを食べることによって目ヤニ、涙や唾液等によって毛が赤茶に色素沈着してしまう場合もあります。体調が悪かったり病気になると、病気特有の体臭が発生することがあります。
ただの体臭と侮らず、いつもと違う臭いを感じた時には食事を見直したり、皮膚や内臓に病気が隠れていないかチェックすることが大切です。
愛犬のにおいを抑えるためには、グルーミングとトリミングが非常に効果的です。
日常的なケアを怠らず、愛犬が快適で清潔な生活を送れるようサポートしましょう。
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